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911タルガ4 GTSとカイエン ターボS:2台のワールドプレミアによる新年のスタート日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、デトロイトで開催されている北米国際オートショー2015で、タルガの50周年を記念した、パワフルでダイナミックな911タルガ4 GTSと、スポーツSUVのトップモデルであるカイエン ターボSをワールドプレミアいたしました。

成功を収めたGTSの理念とクラシカルなタルガのコンセプトが911タルガ4 GTSにおいて初めて融合され、最高出力430 PS(316 kW)のパワフルなエンジンと標準装備されるスポーツクロノパッケージが、さらにダイナミックな性能を発揮します。その他のGTS専用装備として、マットブラックのセンターロック式20インチホイール、スポーツデザインフロントエンド、ブラックのエアインテークグリル、そして同様にブラックに塗装されたドア、リアエンド、ロールオーバープロテクションバーの“GTS”ロゴが含まれます。インテリアでは、ステアリングホイールとシートのブラックアルカンターラとブラックのブラッシュアルミニウムによるトリムアクセントが、スポーティなスタイリングを強調しています。

最新のカイエンの新しいトップモデルでは、エグゾーストマニホールドに統合されたターボチャージャーによる新しいエンジンチャージングコンセプトが主な特徴となっています。これは、カイエンターボSの最高出力を、先代を20 PS上回る570 PS(419 kW)に引き上げます。最大トルクは先代より50 N・m増加した800 N・mとなり、同時に新しいターボチャージャーがツインターボエンジンのレスポンスを向上させています。

どちらのニューモデルもトップレベルのスポーツ性能によって最高のドライビングプレジャーをもたらし、スポーツカーとSUVの世界最大市場である米国における、ポルシェの持続的成功の完璧な実例となっています。ポルシェは、1950年代に発表したタイプ356以来、米国においては、スポーツ性、性能、およびデザインの独創的な融合を正しく評価する多くのお客様から共感を得てきました。米国市場が伝統的にポルシェの最大市場になっている理由はそこにあります。2014年にはポルシェの全生産車両の約4分の1が米国で販売されています。

ニュー911タルガ4 GTS:さらにパワフル、ダイナミック、そして大胆

ポルシェは、911タルガの50周年を記念して、この人気の高いモデルに、さらにパワフルでダイナミックなGTSを初めて追加します。911タルガ4 GTSのタルガコンセプトは、4WDとロールオーバープロテクションバーによって非常に安全なドライビングプレジャーをもたらすとともに、タルガの自動格納ルーフが開放感を与えます。最高出力430 PS(316 kW)のGTSエンジン、標準装備されるスポーツクロノパッケージ、PASMシャシー、20インチホイール、そしてスポーツエグゾーストシステムがダイナミックパフォーマンスをさらに高めています。

最高出力430PSを発生するエンジンがもたらすパワーウェイトレシオは、大幅に拡張された装備にもかかわらず、Sモデルの3.9 kg/PSから3.6 kg/PSに改善されています。これによって、911タルガ4 GTSのPDK仕様車の最高速度は300 km/hに達し、0 – 100 km/h加速タイムは4.3秒をマークします。エンジンの最高出力は911タルガ4Sを30 PS(22 kW)上回りながら、複合燃費は同じレベルの9.2 - 10.0リッター/100 km(トランスミッションにより異なる)となっています。

ニュータルガ4 GTSは、ひと目見ただけで4WDを採用したGTSであることがわかります。911カレラの2輪駆動モデルに比べて、左右のリアホイールアーチがそれぞれ22 mmワイドに、またリアタイヤがそれぞれ10 mm ワイドになっています。フロントビューは、中央に補助ラジエーター用開口部を備えたフロントエンドと、スモークが施されたポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライトによって、スポーティなデザインが強調されています。サイドビューでは、GTSを特徴づけるシルキーグロスブラックのセンターロック式20インチ 911ターボS ホイール、スポーツデザインドアミラー、およびドアの“GTS”ロゴが目を引きます。シルバーカラーのロールオーバープロテクションバーの“targa”ロゴもシルキーグロスブラックに塗装されます。リアの特徴としては、ブラックアクセントで加飾されるエアイレットスクリーンのグロッシートリムとモデルロゴです。

インテリアにも911タルガ4 GTSのDNAが反映されています。メータパネルの中央にはスポーツクロノパッケージのストップウォッチが取り付けられています。ヘッドレストにブラックのGTSロゴが付いたフロントの4-way調節式スポーツシート・プラスは、高められたサイドサポートによって長距離走行でも高い快適性をもたらします。主要なインテリア素材は、レザーのわずか半分の重量のブラックアルカンターラです。

タルガは、1965年のデビュー以来911シリーズの中で確固たる地位を確立し、911の全販売台数のおよそ8台のうち1台がこのモデルでした。特徴的なロールオーバープロテクションバーを備えたこの大胆な最新世代911タルガの販売シェアは13%で、今なお成長を続けています。911タルガ4 GTSは、充実した標準装備と魅力的な価格のトップモデルとして、ポルシェのモダンクラシックラインナップを拡張します。

ポルシェ 911タルガ4 GTSの販売は2015年3月中旬にドイツから開始される予定です。

ニューカイエンターボS:SUVのトップアスリート

さらにポルシェは、デトロイトで開催されている北米国際オートショー2015において、スポーティSUVシリーズのトップモデルとなるニューカイエンターボSをデビューさせます。見直された4.8リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力570 PS(419 kW)と最大トルク800 N・mを発生します。広範なコントロールシステムを組み込んで最高レベルのダイナミックなハンドリングのためにチューニングされたシャシーが、カイエンターボSを真のトップアスリートにしています。ニュルブルクリンクの北コースを7分59秒74で走り切るカイエンターボSは、ここでもSUVの新しいベンチマークを設定し、このセグメントにおいてもポルシェが真のスポーツカーであることを実証しています。

ツインターボエンジンのいっそうダイレクトなレスポンスは、主にエグゾーストマニホールドに直接統合されたターボチャージャーによるメリットです。この新しい取り組みは、燃焼を改善します。この高性能エンジンは、先代モデルより最高出力が20 PS、最大トルクが50 N・m増大されています。カイエンターボSの0 – 100 km/h加速タイムは、先代を0.4秒上回る4.1秒で、最高速度は284 km/hに達します。

さらにカイエンターボSは、シャシー回りにおいてもトップアスリートのポジションを明確に示します。標準装備のポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)は、420mmのフロントブレーキディスクと初の10ピストンキャリパーを備え、リアブレーキは、370 mmディスクと4ピストンキャリパーを備えます。アクティブ制御によるロール抑制システムのポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)は、高速コーナリング時のボディロールを大幅に低減させ、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)は左右のリアホイールに個別に軽くブレーキをかけることによってダイナミックな操縦性と安定性を高め、コーナーにおけるステアリングのレスポンスと精度を最適化します。アクティブ制御による4WDシステムのポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)は、後輪を常時駆動しながら前輪へのトルク配分を変化させます。すべてのシステム間の相互作用によって、卓越したドライビングダイナミクスとトラクション、そしてあらゆる速度域における高度な俊敏性をもたらします。

カイエンターボSの標準装備には、このモデルがハイパフォーマンスモデルであることが反映されています。エッジをブラックに塗装した特徴的な911ターボデザインの21インチホイール、ポルシェ・ダイナミック・ライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDヘッドライト、すべてのヘッドレストに“PORSCHE”ロゴをエンボス加工したフルレザーインテリア、およびインテリアのカ-ボンアクセントが含まれます。またブラック/クリームのカラーコンビネーションによるインテリアがカイエンターボSでデビューします。エクステリアではハイグロスブラックに塗装されたフロントのエアインテークサラウンド、同じハイグロスブラックのドアミラー下部、そしてボディカラー同色塗装のルーフスポイラーとホイールアーチモールディングが目を引きます。さらにオプションのスポーツエグゾーストシステムは、スイッチャブルサウンドシンポーザーとの組み合わせによってV8サウンドを最適に車内に伝えます。

ポルシェカイエンターボSは2015年の第二四半期にドイツから販売が開始される予定です。

2015/1/13