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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 プレビュー東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦を、鈴鹿サーキット(三重県)にて2014年8月30日(土)に開催いたします。

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の2014シーズンは2戦を残すばかりとなり、シリーズのクライマックスに向けてカウントダウンが始まった。8月30日(土)に開催される第8戦の舞台は鈴鹿サーキット(三重県)。テクニカルなコースレイアウトとしも知られる鈴鹿は、S字でのマシンバランスや高速デグナーコーナーやスプーンコーナーでのマシンコントロールなど、マシンセットとドライビングの総合力が問われる。10月に控える最終戦の舞台ということもあり、この鈴鹿での一戦はドライバーの緊張感もさらに高まるだろう。

これまでのシリーズでは、#11 山野直也と#12 小河諒がともに2勝を挙げてシリーズを牽引。前戦を終えた段階で#11 山野が4ptリードしている。ただ、流れは#12 小河とランキング3位の#78 近藤翼にあるのかもしれない。#12 小河は第4-5戦の富士で#11 山野を完封して連勝を達成。#78 近藤においては雨に見舞われた前回SUGOの2連戦で1位と2位を獲り、同じく#11 山野を完封した形。この鈴鹿ラウンドを前に、“山野包囲網”が完成していると言える。とはいえ、#11 山野にしてもベテランの意地があり簡単には負けられない。今回の鈴鹿では、そんなプライドを懸けたチャンピオン争いが大きな見どころとなる。

また、チャンピオンは厳しくともランキングトップ3入りに望みをつなげているのが#14元嶋佑弥と#19永井宏明。#78 近藤を22pt差で追いかける#14 元嶋は、第3戦と前戦で優勝を挙げており、開幕2戦のリタイアがなければ……と、期待されている若手のひとり。その#14 元嶋を5ポイント差で追うのがベテランの#19 永井宏明。着実なドライビングで、#11 山野と若手3選手によるトップ争いのすぐ下につけ、隙あらば第2戦のように表彰台に食い込んでくる。ランキング争いの激しさは上位だけに留まらない。

ジェントルマンクラスのチャンピオン争いは、4人による僅差決着が濃厚。トップは#21 高田匠、3pt差で#7 星野敏、9pt差で#3 江本玄、16pt差で#9 武井真司が続いている。上位2人の安定感は今シーズンここまでの結果で証明されているが、天候が荒れた前戦で#9 武井は連勝しただけでなく、オーバーオールの#19 永井をも抜く快走を見せた。それだけに、この鈴鹿の一戦も再び僅差の勝負が続くとなれば、クラスチャンピオンを予想することは益々難しくなる。

今回の第8戦は1Day開催となり、8月30日(土)の午前中に予選、午後に10周の決勝が開催される。ダブルヘッダーとは違う難しさがあるとともに予選順位の重要度が増し、予選から決勝までに変化するコンディションを読み切れるかどうかも勝負のカギとなる。2014年チャンピオンに向けて、また最終戦に向けて誰が抜け出すのか、カレラカップパイロット一人一人の戦いに注目したい。

2014/8/25